- 2021-8-2
- コラム
昨今の「クラウドファンディング」には、大きく分けると5種類あります。
購入型
プロジェクトに関する商品やサービスを受ける権利を購入することで、プロジェクトの実施に必要な資金の支援を行うカタチです。純粋な資金調達としての利用だけではなく、新しい商品やサービスの権利を購入してもらうことで世の中に送り出し、テストマーケティングとして活用されるケースもある様です。あったらいいな等多種多様な商品があり見ていて楽しめる点も人気です。
寄付型
集めた資金が全額プロジェクトのために寄付されるタイプです。基本的には金銭等のリターンにはありません。プロジェクトによっては寄付金に対するお礼として手紙や写真などを受け取ったりすることもあります。社会貢献性の高いプロジェクトに対する募集が多く、支援する意味合いが強いカタチです。
株式型
出資者が非上場のベンチャー企業の株式をインターネットを通じて取得し、資金提供をする形です。非上場の株式を取得するため、投資に対する金銭的なリターンを得る機会は、IPO(株式公開)によって会社が上場した後に上場市場で売却するか、M&Aによって他の企業に買収された際に株式を買い取ってもらう場合などに限られます。その時に投資先企業が大きく成長していたら大きなリターンを得られる可能性もあり、また株主としてベンチャー企業に関与する形になる為、長期的にベンチャー企業を応援したい場合には適している仕組みとなります。
融資型
別名で「ソーシャルレンディング」とも呼ばれるもので、お金を借りたい個人・企業と、お金を貸したい個人・企業を結びつけて貸付の実行を行うカタチです。出資者は貸付に対する利息を投資収益として受けとることが目的になります。出資に対する金銭的なリターンがある点は次に挙げる投資型と同じで良く間違われる事が多いです。
投資型
アセクリは投資型に位置する不動産クラウドファンディンです。不動産投資型クラウドファンディングにより細かく記載しておりますので是非ご覧ください。